サステナビリティ SUSTAINABILITY

SANKEIのサステナブルな
社会の実現に向けた取り組み

サステナビリティ実現への
CSR、ESG、SDGsの位置づけ

企業の持続的な成長と社会の持続性向上に貢献する「CSR活動」。SANKEIでは、「ESG」「SDGs」を、CSR活動を実践、評価する枠組みとして位置付けています。
「人にも地球にも優しい高品質なモノづくり」という基本理念に基づき、それぞれを包括的に推進することで、真に社会と価値を共有できる企業を目指しています。

CSR
Corporate Social Responsibility [企業の社会的責任]
ESG
企業の長期的成長に重要な環境(Environment)、
社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの観点
SDGs
Sustainable Development Goals [持続可能な開発目標]
サステナビリティ [持続可能性]
持続可能な開発目標「SDGs」への貢献

持続可能な開発目標「SDGs」への貢献

株式会社SANKEIは国連が提唱する「持続可能な開発目標」に賛同します。
国際社会の一員としてより良い社会の実現に向けて、事業を通して貢献していきます。

人にも地球にも優しい高品質なモノづくり

近年、社会的にサステナビリティ(持続可能性)を追求する動きが高まっています。
当社のサステナビリティの歩みは長く、1992年より「MY DEAR GLOBE(親愛なる私たちの地球)」を掲げ、素材を出来る限り統一することで分解や分別の手間を削減したリサイクル対応チェア(※1)をはじめとする、あらゆる環境対応製品や、環境負荷を低減した製造工程の実現、事業プロセスにおける環境配慮など毎年目標を設定しながら継続して取り組むことで、次の世代へ美しい地球を引き継ぐために、持続可能な社会形成への寄与を目指して参りました。
これからも、この30年以上継続してきた環境保全に対する考えをもとに、弊社はSDGsへの貢献活動を推進していきます。

CM01シリーズ[1996年発売]

素材はスチールとポリプロピレン樹脂の2種類のみ。
簡単に分解分別できて、背と座はまるごとリサイクル可能。
・背座カバー、クッション材、張地=ポリプロピレン樹脂
・本体フレーム、ネジ=スチール

01 持続可能な開発目標:
SDGs(Sustainable Development Goals)とは

持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)」とは、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
全世界が取り組むべき目標として、以下の17項目を掲げています。

SDGs
  • 1.貧困をなくそう
  • 2.飢餓をゼロに
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさを守ろう
  • 16.平和と公正をすべての人に
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

02 株式会社SANKEIの取り組み

STEP.1 課題の把握と重要度判定

持続可能な世界の実現の為に、企業の長期的成長に重要なESG(環境[Environment]、社会[Social]、企業統治[Governance])の3つの側面から「重点テーマ」を特定し、ステークホルダーへの影響度の観点と当社における重要度の観点から、優先して取り組んでいくマテリアリティ(最重要課題)を明確化しました。これらの各テーマを経営計画に反映し、CSRと事業活動を包括的に推進することで、社会課題の解決に貢献し、SDGsの目標達成に貢献していきます。

SDGs

STEP.2 マテリアリティの特定とSDGsへの貢献

 
重点テーマとマテリアリティ(最重要課題)
SDGsへの貢献
環境

重点テーマ① 「地球環境に配慮したモノづくり」
環境マネジメントシステムISO14001に基づく、環境負荷を低減した製品の提供

・生産から廃棄までの製品サイクルにおいて環境負荷を低減した製品の提供
・製造工程やオフィスにおける環境負荷低減と循環型社会への貢献

社会

重点テーマ② 「生活を豊かにする高品質なモノづくり」
品質マネジメントシステムISO9001に基づく、高品質で生活を豊かにする製品の提供

・不良品低減、および作業効率化の推進
・快適、便利など生活を豊かにする製品の提供
・高品質で末長く使える製品の提供

重点テーマ③ 「安全で働きやすい職場環境の推進」

・健康経営の推進
・ワークライフバランスの追求

重点テーマ④ 「地域社会との共生と貢献」

・地域産業、文化、教育活性化の支援

企業統治

重点テーマ⑤ 「社会から信頼されるガバナンス強化」

・リスクマネジメントの強化

STEP.3 具体的な取り組み

 
マテリアリティ(最重要課題)と方向性
具体的取り組みと目標(2023年度目標)
環境

重点テーマ① 
「地球環境に配慮したモノづくり」
環境マネジメントシステムISO14001に基づく、環境負荷を低減した製品の提供

・生産から廃棄までの製品サイクルにおいて環境負荷を低減した製品の提供
・製造工程やオフィスにおける環境負荷低減と循環型社会への貢献

・各製品ごとに、環境行動指針RE5(表下参照)に基づくポイント制の環境対応度レベルを設定し、地球環境に配慮した製品の開発、生産、販売の拡充を推進

 ・製品販売比率(55%)
 ・製品構成比率(78%)
・新技術開発による代替品の提案(1件)
・廃棄物の減量化
 ・廃粉体塗料(-5%[7.0g/脚])
 ・一般廃棄物(-5%[30.7g/脚])
 ・産業廃棄物(-5%[87.7g/脚])
・再生資源化率の向上
 ・上記廃棄物のサーマルおよびマテリアルリサイクル化の推進(100%維持)
・資源の有効利用
 ・金属屑(鉄、アルミ)の低減
 (-2%[33.5g/脚])
・CO2排出量の見える化
 ・省エネルギー化によるCO2排出量の低減
 (-2%[631tCO2])
 ・省エネルギー化による電力使用量の低減
 (-5%[1.3186kWh])

社会

重点テーマ②
「生活を豊かにする高品質なモノづくり」
品質マネジメントシステムISO9001に基づく、高品質で生活を豊かにする製品の提供

・不良品低減、および作業効率化の推進
・快適、便利など生活を豊かにする製品の提供
・高品質で末長く使える製品の提供

・不良品の低減によるムダな資源、作業、トラブルの削減
・作業工程の見直しによる省エネルギー化
・時代のニーズに合わせた、オフィス、学校、福祉、家庭向け商品の開発、販売

重点テーマ③
「安全で働きやすい職場環境の推進」

・健康経営の推進
・ワークライフバランスの追求

・健康診断、生活習慣病予防検診支援、及び検診後の二次検診受診の勧奨
・インフルエンザワクチン接種支援、及び社内接種の実施
・スポットクーラー、空調作業服の導入(熱中症対策)
・労働時間の適正管理
・有給休暇の取得促進
・ストレスチェック、及び個別面談によるフォロー体制
・デジタル化推進による作業環境改善、及び効率化
・育児休暇制度の推進
・再雇用制度の推進
・介護休暇制度の推進
・子育て中、介護中の従業員の短時間正社員制度
・育児短時間制度の延長(6歳まで)
・女性の活躍支援、推進
・相談窓口の設置

重点テーマ④
「地域社会との共生と貢献」

・地域の産業、文化、教育活性化の支援

・ネーミングライツ権取得「イスのサンケイホール鈴鹿」
・地元伝統的工芸品「伊勢型紙」とのコラボレーション企画による振興支援
・地元中学生、高校生の職場体験学習の受け入れ

ガバナンス

重点テーマ⑤
「社会から信頼されるガバナンス強化」

・リスクマネジメントの強化

・情報セキュリティ委員会の設置
・社内情報セキュリティ規定の改定
・社員への教育、および浸透

RE5 リファイブ